2012年10月6日土曜日

15週・16週目♫

皆様、ちょっぴりご無沙汰してしまいました。申し訳ございません。
14週目はお休みでした。完成まで残っているのは、リビングの窓2ヵ所のステンドガラスの建具とカーテンだけで、急いで作製していただいていました。

待望の建具が入ったのは15週目の週末、9/21()でした。あいにく私は出張中で不在でしたので、翌日の夜、楽しみにして帰宅したのですが、残念なことに、夜はガラスの美しさがわかりません。それでも嬉しくて、引き戸を意味もなく開けたり閉めたりしてみます(*^^*)

不在中に、カーテンも出来上がった順番に一部、入れていただいていました。我が家のカーテンは、合計7カ所です。窓は5カ所しかなく、そのうちの2カ所をステンドガラスの建具にしたのに、カーテン7カ所って?? とお思いの皆様は、いま一度、コマチリフォームの施工事例をよくご確認ください。キッチンの入り口、洗面室内の洗濯機隠し、ベッドの頭のバックカーテン等、コマチの創るお部屋では、カーテンはファブリックとして非常に重要な役目を果たしています。

7カ所のうち、本当の窓に付けるカーテンは、リビングの掃出し窓1カ所と寝室の掃出し窓、納戸の腰窓の3つだけで、まずこれを先に付けていただきました。外から見える気がして落ち着きませんでしたので、ひとまず上飾りなしのドレープだけですが、ようやくホッとします。
残りはキッチン入口と洗面室の洗濯機隠し、寝室内ウォークインクローゼットの入口と納戸の洋服棚の目隠しの4カ所です。これらの室内のカーテンも、急ぎ作製していただいています。

淳子さんの創るカーテンと比べると、既製品のカーテンはただの幕にしか見えません。柄物の壁紙に柄物のカーテンを合わせるのは、素人には至難の業ですが、それぞれのおうち、またそれぞれの部屋に合わせて、本当に素晴らしいカーテンをデザインしてくださいます。
壁紙に合わせてまず表布を選びます。取付け場所によって上飾りのデザインを考え、上飾りは折り返し部分が見えますので、表布に合わせて裏地を選び、縁飾り(トリム)やタッセルを選び、そのメインのカーテンに合うレースを決めていきます。

我が家の場合は、窓上の梁が深く、掃出し窓でも高さが180cmしか取れません。天井から細長く吊るのがカーテンをステキに見せるポイントですので、これは致命的な欠点でした。ステンドガラスを多用したのも、カーテンを天井から下げられないことが大きな理由だったのです。

寝室と納戸はともかく、リビングの窓だけは何とかしなければ・・ということで、窓両脇の壁をふかし、ここだけようやく天井からカーテンを吊れるように直しました。しかしながら、広くなった我が家のリビングは、5年かけて集めたお宝家具やステンドガラスの連窓等、見どころ満載ですので、主役級のカーテンは不要ということになりました。ゴールド系の生地と白いレースで、壁に馴染ませることにしました。・・とは言っても、上飾りの一番下がるところは天井から160cmとなり、圧巻です。まだできてませんので、得意の妄想ですけど。



個性的なシルバーストライプの壁紙に覆われた寝室には、茶系のダマスク柄の布でカーテンとベッドカバーをお揃いで作っていただきました。窓とベッドの距離がそれほどないため、レースはボリュームが出ないよう、シェードタイプに決まりました。








←寝室入口のドアの脇にあるウォークインクローゼットの入口は、
小さなカーテンですが、茶系の少々お高めの生地で、新作上飾りのついたスタイリッシュなものを創っていただきました。









 今回、 うちのために特別にデザインされたバランス→


キッチンの入口も、ウォークインクローゼットと同様の狭さですが、ここには無地のゴールド系のカーテンが来ます。出入りが頻繁で夏は熱気がこもりますので、入り口の高さは目一杯まで上げてあります。上飾りはあまり下げず、アンティーク家具の彫のデザインをキルティングにして、立体的に再現した新作が出来上がりました。素敵です!(*^^)v












納戸の腰窓は、窓枠内に収めるためにシェードカーテンになりました。納戸の壁面収納にも、天井からカーテンを吊ります。収納した雑多な物を隠すためと埃よけのためです

同じ目的で洗面室にも、ユニットバスの扉と洗濯機を隠すためのカーテンを作っていただきました。このような室内の目隠し用のカーテンは、レース(場合によっては裏地も)が不要ですので、リビング等の主役級のカーテンに比べますとリーズナブルなのに空間をステキにしてくれる、部屋づくりの強い味方です。

これら11つのカーテンを創るのは、これまた驚きの手間ヒマです。サイズもそれぞれ違いますし、布も表地・裏地・レース、トリムやタッセルも無限に近い組み合わせの中から、その部屋にピッタリの物を選べるのは、やはり才能と言うより他に言葉が見つかりません。上飾りも、単純なギャザーでしたら指示書だけで済むのでしょうが、大抵はサイズに合わせて紙で実寸の型紙を作るか、ミリ単位まで指定したデザイン画をカーテン屋さんに送ることになります。本職のカーテン屋でもここまでやらない(できない)でしょうという緻密な計算と全ての素材の組み合わせが、完璧なカーテンを生み出し、部屋の空気を変えてくれます。

壁紙同様、カーテン生地も、お値段の高いものはやはり、ステキな物が多いのは事実ですが、何事も使い方・選び方が重要です。
カーテンが一番映えるのは、あまり広くない空間でも、天井からカーテンを吊れる縦長の窓がある場合です。このような場合には、がんばって良い生地を使い、主役級のカーテンをかけると良いでしょう。お金をかける意味があるというものです。


さて、建具とカーテンの一部が入った翌日、私は出張代休で家にいました。全然進まない片付けを加速させねばと朝からお店を広げておりましたところ、ピンポーン♪と誰か来た!インターホンに映っているのは、塗装屋のIさんです。お久しぶりです(^^)
入ったばかりの建具の塗装に、早速お越しいただきました。リビングの掃出し窓のステンドガラス入りの引き戸4枚と同じくリビングのステンドガラス入り腰窓2枚が、Iさんの塗装をお待ちしておりました♪
昨日は少し涼しかったのに、暑い中、狭いベランダで引き戸を1枚ずつ出して丁寧に何度も塗っていただきます。15時過ぎまでかかりましたが、白くなった引き戸が元通りにはまると、同じステンドガラスがぐっと映えます。下塗りはされていたのですが、やはり本物の塗装は全然違います。


終わって一緒にお茶をしたのですが、家具や照明が入って見違えるようになったリビングを見渡して、「ふぅーん、こんなになったんだねぇ、スゴイねぇ。」と、何軒もコマチリフォームに参加されているIさんにも大変褒めていただきました(*^^)v いえいえ、皆さんに創っていただいたのですよ。おかげさまでここまで来ることができました。これで工事はほぼおしまい。あとは順次入ってくるカーテンの残りを待つばかりです。

16週目の週末には、出来上がった上飾りの一部とベッドカバーが入りました!!(一番上の写真がそれです)



リビングのカーテンに上飾りが付き、妄想どおりの素晴らしさです。見どころ満載のリビングでは、カーテンは主役になれないと思っておりましたが、なかなかどうして、お宝ミラーバックに負けず、双方が引き立つ抜群のカーテンです。
そして、期待以上だったのが寝室です。上飾りが付き、同じ布でベッドカバーが来たのですが、布の面積がぐっと増えた上に、ギャザーの寄ったドレープ部分と、フラットな上飾り・ベッドカバー部分では柄の見え方に変化があり、部屋の雰囲気が軟らかくなりました。ストライプの壁紙に、こんな柄物を組み合わせるなんて、私自身は100年かかっても思いつきません。全く、淳子さんの素晴らしいセンスです。



我が家と同時進行していたKさん宅のダイニングルームも完成したそうで、ぜひ見にいらしてとお電話をいただきました。独立したダイニングルームを、ガラスモザイクタイルを貼ったお部屋にされたそうです。洗面所以外でガラスモザイクを使ったらどうなるのか、大変楽しみです。呼ばれなくても行く気満々でしたが、お招きいただきましたので嬉しいです(*^^) 10月半ばにお邪魔させていただくことになりました。私もお片付け、がんばりまっす。


さて、我が家とKさん宅がほぼ終了し、年内に予定されているコマチリフォームは、埼玉県のKさん、横浜のFさんと神奈川寄りの都内にお住いのWさんの3件となりました。いずれもそれほど大規模ではないので、年内完了予定です。すでに現時点で3件の中規模・大規模リフォームが、来年に回っています。何しろ11つが全てオーダーメイドですから、沢山のお宅を一度にはできないのです。
おうちをステキにされたいとお考えの皆様、千里の道も一歩から始まります。どうぞご決断はお早めに。